<草鞋>わらじ
「とろとろに 榾火(ほだび)燃えつつ わが寒き 草鞋の泥の 乾き来るなり」(若山牧水) ワラで作ったクツ、つまりワラグツのウ音便形が わらうづ(ワロウズ)、撥音便が わらんづ(ワランズ)。 その転じた語形 ワランヂ(ワランジ)から“ン”が落ちたのが ワラジで「草鞋」の表記は和漢共通(大言海)。
大言海〈第1-4巻,索引〉 (1932年) |
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<草鞋>わらじ
「とろとろに 榾火(ほだび)燃えつつ わが寒き 草鞋の泥の 乾き来るなり」(若山牧水) ワラで作ったクツ、つまりワラグツのウ音便形が わらうづ(ワロウズ)、撥音便が わらんづ(ワランズ)。 その転じた語形 ワランヂ(ワランジ)から“ン”が落ちたのが ワラジで「草鞋」の表記は和漢共通(大言海)。
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