<手のひらを返す>
「大田黒さんは本署に行くと 忽ち(たちまち)手の平をかへしたやうに おとなしくなって・・・」(井伏鱒二『多甚古村』) 酔って管巻き警官に殴り掛かった剛の者も、根は小心なのだ。 本署に着くや、ころりと態度を変えたのである。 表を向いていた手のひらを急に裏にするところから、 態度の急変するさまに用いる。
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<手のひらを返す>
「大田黒さんは本署に行くと 忽ち(たちまち)手の平をかへしたやうに おとなしくなって・・・」(井伏鱒二『多甚古村』) 酔って管巻き警官に殴り掛かった剛の者も、根は小心なのだ。 本署に着くや、ころりと態度を変えたのである。 表を向いていた手のひらを急に裏にするところから、 態度の急変するさまに用いる。
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