スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告 | page top
言葉の雑学
<足を洗う>
「山田さんといっしょに東京に出て足を洗はうと思ったんですが、そんなに云はれりゃ、
わたしゃ まぁ 山田さんはやめます」(井伏鱒二『多甚古村』)
好ましくない世界から抜け出て、まともになるというときに用いる慣用表現。
カフェの女 ハルミは、悪い世界が嫌になって、学士と駆け落ちしようと思ったのだ。

多甚古村・山椒魚 (小学館文庫―新撰クラシックス)多甚古村・山椒魚
(小学館文庫―新撰クラシックス)

(2000/05)
井伏 鱒二
商品詳細を見る

テーマ:雑記 - ジャンル:ブログ

[2009/07/01 19:46] | 言葉の雑学 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
言葉の雑学
<役を買って出る>
「あんまり親御さんが気の毒なんで、儂が勝手にこの役を買って出たんだ」(井伏鱒二『多甚古村』)
自ら進んで役割を引き受ける意の慣用表現。
「山田の息子から手を引いてくれぬか」と、
駐在さんが説諭しているカフェ・ルルの女 ハルミが山田に頼まれたのかと
尋ねたのに対する駐在さんの返事。

多甚古村・山椒魚 (小学館文庫―新撰クラシックス)多甚古村・山椒魚
(小学館文庫―新撰クラシックス)

(2000/05)
井伏 鱒二
商品詳細を見る

テーマ:雑記 - ジャンル:ブログ

[2009/06/30 09:51] | 言葉の雑学 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
言葉の雑学
<ただでは置かない>
「・・・『何だ何だ。誰だ姐さんに変な真似をするのは』と怒鳴って
『ただでは置かんぞ』と学生服の暗闇の福が顔を出した」(井伏鱒二『多甚古村』)
何事もないでは済まないぞ。という脅し文句。
駐在さんとは気づかず用心棒気取りの福が腕まくりをしたのだ。

多甚古村・山椒魚 (小学館文庫―新撰クラシックス)多甚古村・山椒魚
(小学館文庫―新撰クラシックス)

(2000/05)
井伏 鱒二
商品詳細を見る

テーマ:雑記 - ジャンル:ブログ

[2009/06/26 12:15] | 言葉の雑学 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
言葉の雑学
<しなをつくる>
「瞬間、彼女は向うむきのまま、どぎっとした風だかゆっくりと向きなほり、
しなをつくって『まぁ、甲田さん、おどかしっこなしよ(中略)』と気障な口をきいた」(井伏鱒二『多甚古村』)
なまめかしいしぐさをして媚態を示すさまに用いる。
駐在さんに声をかけられたときの女のとっさの反応。

テーマ:雑記 - ジャンル:ブログ

[2009/06/25 11:53] | 言葉の雑学 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
言葉の雑学
<目を光らせる>
「いかがはしい店で、当局でもかねて注意の目を光らせてゐたものである」(井伏鱒二『多甚古村』)
厳しく監視するときに用いるが、そうした監視の目の様子を眼光の鋭さに例えた慣用表現。
が、いかがわしい店というものはとかく目を光らせる当局の目を盗む、
かくて当局の目をかいくぐって悪事を働くのだ。

テーマ:雑記 - ジャンル:ブログ

[2009/06/24 21:57] | 言葉の雑学 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<前のページ | ホーム | 次のページ>>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。